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補色としての葉っぱ

6.7

枝の色がワインレッドの葉っぱをみつけました。

補色としての葉っぱ_f0202666_1830858.jpg

葉っぱのミドリと枝の赤が補色関係にあります。

ちなみに、岡田先生のBlogにアップされていた柳原照弘さんの作品はとても面白いです。
建築の分野では、ルイス・バラガンや最近では菊池宏さんが補色の効果を空間の展開に使われています。

最近、模型をスタディしたりしていると、何か建築にも生かせそうな補色という効果に魅力を感じます。

bamba
# by t__house | 2009-06-07 18:47 | 調査

白い葉っぱ

6.2

採集した葉っぱの表面を白く塗ってみました。

白い葉っぱ_f0202666_12143711.jpg


白い葉っぱ_f0202666_12142744.jpg


白い葉っぱ_f0202666_12144773.jpg

白って不思議です。
白によって葉っぱの表面は光と影のテクスチャーに変換されて、それぞれの特徴が新しいかたちで表れてきました。

白の濃さに比例して抽象化の度合いも変化します。

まるで模型のように、抽象化されてリアリティを失った白い葉っぱは、命があるのかないのかがわからない不思議な状態です。

bamba
# by t__house | 2009-06-02 22:50 | エスキース

広告としての葉っぱ

6.1

以前から制作していた葉っぱの名刺ができあがりました。

広告としての葉っぱ_f0202666_18112410.jpg

分厚い本で押し花にした葉っぱに色落ちしにくいインクでスタンプしています。ちなみに本はルイスカーンの作品集を使用。

さっそくプロジェクトの紹介もかねて、敷地をみせていただいた吉村先生ご夫婦にお渡しすると、かなりの好評をいただきました。
ゼミのみんなにも「これホンモノの葉っぱ?」とか「自分もこういう名刺をつくりたい」というかなりうれしいコメントをもらえて、T house のコンセプトを伝える広告としての役割を十分にはたしています。

紙に印刷したもの比べると、耐久性はないかもしれないけれど"もらい手の印象に残って覚えてもらう"という目的を果たした時点で、名刺としての役目をおえているのかもしれません。

bamba
# by t__house | 2009-06-01 21:32 | 制作

敷地調査(その3)

6.1

ゼミの後輩のやっさんのアルバイト先の吉村先生が所有されている山に T house の敷地を探しに行きました。

敷地調査(その3)_f0202666_20264046.jpg

少し前に、やっさんが先生に T house の話をしてくれたところ、こころよく山の見学を承諾していただいて、先生ご夫婦とやっさんと僕の4人で、山をみせてもらいにやってきました。
場所は北白川から車で少し上った東山の一角で敷地全体としては約1000坪だそうです。

まだあまり手入れがされていないので、自然の山のそのままの姿をみることができました。
とくに、他の木々の生長に負けて倒れていく松などは印象的。

中には、T house がつくれそうな木も一本ありました。けれど、いろんなところに敷地を探しにいく度に、意外と T house の建築ができそうな木が少ないことがわかってきました。やっぱり自然を相手にしていくと、なかなか上手くはいかないようです。

そんなことを考えながら山の中を歩いていると、気づけば本格的な登山に。この季節にしてはたくさんの汗もかいていい運動になりました。
人の手が入った山と自然のままの山の違いなんかを知ることができて、とてもいい勉強になりました。お昼にはごはんまでご馳走していただいて、吉村先生、奥さん、本当にどうもありがとうございました。


bamba
# by t__house | 2009-06-01 20:57 | 調査

葉っぱのカタログ

5.30

MUJIのカードフォルダをつかって、今までに採集した葉っぱのカタログをつくりました。

葉っぱのカタログ_f0202666_20185750.jpg

カタログ化するということは、単に何かをコレクションすること以上に、見た目が似通って差異が微妙なもの同士を比較するのに、なかなかいい手段だと思います。
ある意味、パソコンの画面上よりも実物の本の方が、把握できる情報量が圧倒的に多いのに似ていて、スタディ模型を並べて「どっちがいいかな~」みたいなことをしているのに近い感覚な気がします。

bamba
# by t__house | 2009-05-31 20:28 | 制作